意外と・・・?

透析室宛に届いた献本を拝読しております。

まだ完全に目を通してはいないのですけど・・・

通信手段に注目してみると、MCA無線が多い印象です。
これだけしか使えなかったという所もあるようで、有用な感じなのですが・・・
一方で、バッテリー切れの為、数時間で使用不能になったという施設もありました。
予備バッテリーが確保できていれば違ってくるやもしれませんね。

また意外と、携帯メールは使えたという話がちらほらあります。
ただ、平時に比べて送信に時間がかかってしまう様で・・・
それは致し方ないでしょうか。
地域によっては全く通信できないという所もありますし。
携帯電話の類いは全く使えないかと思っていたのですが・・・場所によりけり、か。
そうすると。
充電効率は悪いですが、ソーラー充電器を持っておくのは決して無駄ではない・・・・のかもしれません。



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終わらない自動プラ

DCG-03だけは自動プライミングで行っているのですけど・・・
いつまで経っても終わらない状況に遭遇しました。

0分になったと思ったらまた18分まで戻って流れ続け・・・
0になったと思ったら今度は6分に増え・・・
はて、なにを遊んでおるのじゃ?と思ってみて見るも・・・
回路の折れがあるわけでもなく、気泡も見当たらず。
ただ、気になったのは、どうもガスパージに入っていない様子である事と、血液ポンプが逆転(時計回り)で回り続けている事。

血液ポンプが逆転・・・
という事は、もしや動脈側のエアがどっか残っていると認識しているのか?と思いまして。
動脈側の気泡検出器付近を軽く叩いてみると、小さい気泡がポロッと出てきました。
・・・・・・。
オマエか!!
って、思わず叫んでしまう所でした。
どうも、上手い具合に、気泡検出器で微小気泡が止まって動けなくなっていた模様です。
ん〜・・・。こんな事もあるのか。

ま、頻度は少なそうですけど・・・
その後は無事にガスパージに入って、プライミングが終わりました。
ガスパージに入っているかどうかくらいは見とかないといかんなぁと感じました・・・



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ETRFの付着物について

以前みかけた『ETRFの付着物』について。
画像はこちら。
ETRF_h24_2_2

ようやく結果が返ってきまして。
赤外吸収スペクトルでテフロンに類似したスペクトルが得られた、との事。
結論は「テフロン」です、と。膜の目詰まり及びリークは無し。
ちなみに、外→内側という流れで、付着物は外側にあります。

はて?テフロン?テフロン・・・?
ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)・・・
・・・・・・。

それは、どこから?というのが正直な所です。
一台のみ、でしたから装置内のどこか・・・?
黒っぽい色から考えればOリングあたり?

ん〜・・・それは、予想外です。
まぁでも、大きさが0.5mmほどだそうですから、膜を通過する事はないでしょう。
技士長も頭を悩ませておりました・・・



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濾過流速と剪断速度

血液浄化器』を一応読み終えました。
頁数自体は少ないですけど、あれこれ考えて立ち止まって・・・もとい、読み止まってしまいました。
ややこしい事は横に置いといて。

式II.12によれば、溶質流速JVSは濾過流速JVが上がれば上がる、と。
図III-2を参照するに、最大濾過流速JVは、膜面剪断速度γwが高いほど、あるいは血液入口部の総蛋白濃度が低いほど大きくなる、と。
で、
 膜面剪断速度γw=32QB÷Nπd3
との事ですから・・・
中空糸内径dによってかなり左右されますね。
なるほど。
ABH-Pは内径200μmで、ABH-Fが220μmでしたっけ。
20μm違うだけでも随分違いそうですね。少し納得。

こうして式を眺めてみると・・・
血流量QBを上げる事はやっぱり大事なのかと感じます。
特にHDFやHFのように濾過に力を入れた方法だと低いQBでは勿体ない気もします。
松江腎クリニックのホームページにある発表資料を見ても感じる事ですね。

実際には穿刺針やシャント流量等、考慮しないといけないでしょうが・・・
回せるなら回した方が良さそう、です。

ところで、高血流で剪断速度が上がるのなら・・・
むしろ内径を少し太くして釣り合いを取る方がいいのかな・・・?
で、長さを短くしてみる。
あ、でもそうすると有効膜面積を確保するために外径が太いダイアライザになりそうですね。
ずんぐりむっくり?な・・・
そういえば勤め始めた頃にはフレゼニウスかどこかのダイアライザがありました。
ソレだけは「ずんぐりむっくり」という感じでしたね。
その方が良いのかな・・・どうなんだろう。
なんて、モンモンと考えております。

今年のHPM研究会で、湘南工科大学の山下先生が仰っていたのはそんな感じのダイアライザかしら。

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血液浄化器 −性能評価の基礎

『血液浄化器 −性能評価の基礎』
監修:峰島 三千男
発行所:日本メディカルセンター

たまたま見かけて、気になったので購入。
クリアランス、ふるい係数、透水性能、血液浄化器の性能評価についてまとめられています。
影響因子にも触れられていて勉強になります。
総頁数は100未満と少ないのですが、内容は充実していると思います。


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プロフィール

Nishi

Author:Nishi
臨牀工学技士として、透析室で勤務しています。
まだまだ未熟者です。

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