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終盤の一時間

「しっかり透析のヒケツ」を読んでいて確かに、と感じた部分です。

トワルドスキー医師が、透析患者さんの反応として「調子の悪くなる終盤の1時間を避けるために透析時間を短くしたがる」という点を指摘されています。
一般的に血圧低下や筋痙攣(下肢の攣り)、吐き気や嘔吐などは透析終盤に起こる為、この「終盤」をなくせば楽になるという考えに至るわけです。

実際、ウチの患者さんで下肢攣りを起こす方に時間延長の話をしてみても同じ様な反応が返ってきます。
また、全身状態の悪い患者さんの場合3時間以上はムリだろう、という固定概念が定着しています。
私的にはそんなはずがないと思います。
むしろ時間を延ばして、6~8時間、あるいは12時間以上の長時間透析をした方が良いのではないかと考えています。
ウチでそんな話をすると非難の的になりそうですが・・・低効率長時間透析の方が良いのは明らかではないでしょうか。
短時間で何とかしようとするからこそ無理がかかるのだと思います。

医療者がこの考えに至るのは単に勉強不足、患者さんがこの考えに至るのは医療者にも責任がある様に感じます。
長年、透析を受けられている方ほどなかなか手強いです。
長年、経験を積んだ医療者も、でしょうか。

参考・引用文献

透析医が透析患者になってわかったしっかり透析のヒケツ―エビデンスに基づく患者さん本位の至適透析透析医が透析患者になってわかったしっかり透析のヒケツ―エビデンスに基づく患者さん本位の至適透析
監修:斉藤明、著者:鈴木 一之
出版社:メディカ出版
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