FC2ブログ

透析液の偏り(チャネリング)

現実的な問題として、ダイアライザ内部を流れる透析液の流れは均一であるとは限りません
ダイアライザには少なからず透析液の偏り(チャネリング)が存在します。

例えば、透析液が入る側だけ流速が早く、反対側は流速が遅くなってしまう事があります。
チャネリング
図でいうと、右側が流速が早く、左側は遅くなっています。
これを改善する為に、モアレ構造、ピナクル構造などといった構造が考え出され、ほぼ均一に流れるように工夫されているダイアライザがあります。

しかし、それによって中空糸束の外側は均一に流れ、新鮮な透析液と接する事になりますが、糸束の内部に関してはそうとも限りません
上手く内部まで浸透せず、有効膜面積が減少して、透析効率が下がる事も考えられます。
この対策として旧式のストレートタイプだけではなく、ウェービング糸や、リップル構造といった中空糸に隙間を作ったり、微小蛇行を加える事によって内部まで浸透しやすくする工夫がなされているダイアライザがあります。

とまぁ、かなりマニアックな内容になりますが、最近のダイアライザは、その性能を十分発揮できるように色々工夫されている、という事です。

参考・引用文献
ハイパフォーマンスダイアライザー〈2008〉:編集:竹澤真吾・荒川昌洋・福田誠、出版社:東京医学社

スポンサーサイト



FC2カウンター
FC2プロフ
最新記事
RSSリンクの表示
最新コメント
月別アーカイブ
カテゴリ
ブクログ
Twitter
検索フォーム
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

Gremz